国語 詩の授業

本校で行われている授業の紹介です。

1年生の国語の授業で詩を考えました。それぞれが工夫したところや詩の解説もしています。

学級で特に良かったものは教室の出入り口付近に掲示しています。

何回も何回も「ざぶん」と言っている海から貝殻が流れてくる様子をサーフィンのように表現しました。一度砂浜から海に引きもどされた貝殻が、またあらたに海から流されてきたので上級者という言葉を使いました。海の水しぶきと共に流れてきたので、きっとこの貝殻は海と仲良いのだなと読み取って考えた詩です。

 

校外学習で私達が乗ったカッター船に乗っている時の様子を詩で表現しました。たくさんこぐほど波が高くなって、その波で船がゆらゆらゆれていて、それに負けないように一生懸命こいだところを誌にしました。この詩で工夫したところは、「ゆらゆら」という表現です。なぜならプロが書いている詩でも「ゆらゆら」のように2回くり返して表している言葉がある詩があるからです。

 

バレーボールや他のスポーツでもチームワークはとても大事たと思ったのでチームワークをお題にして書きました。バレーボールは仲間と一つのボールをつなぐ楽しさ、勝った時の嬉しさを伝えたくてバレーボールの事を書きました。「繋ぐ」という言葉を二回くり返して強調させました。バレーボールの素晴らしさをみんなに届いたら良いなという思いで書きました。

 

校外学習でカッター訓練をした時、他の小学校から来た友達でも心が少しつながったように思えたから、この詩を作りました。「一体化したように」の直喩法や「つながるよ」のような反復法を使いました。みんなの心がつながったことを強く伝えたかったので反復法を利用して強く伝わるように工夫しました。

 

まず、詩自体は、おばあちゃんや親戚と行ったと十津川温泉が元です。工夫したところなどは、やはり、おしゃべりをする時などや鳴いているというところです。川や木々が風や流れる音で、鳴いているように聞こえたから書きました。おしゃべりのところは、川、木、太陽がそろっておしゃべりをしているかのように見えたから書きました。自分の思いとしては、自然はリラックスできるということです。自然は疲れた心を癒やしてくれるかなと思いました。

 

部活の帰り道に、「つかれたなぁ」と思って居ながら歩いているときに、すずめの鳴き声が聞こえて木の方を見ると、すずめたちが実を見せ合っているのを見て、「これは、人間で言ったら、家族で買い物に来ているのと一緒かな。」と思いました。「おしゃべりしながら」「買い物」というところは、擬人法を使いました。

 

海は、とっても広く、周りをみわたしても全て青色で囲まれています。そこをみんなで協力して船で目的地まで行こうとしている所の詩です。目的地が近くてもこぐのが大変でなかなかすすみません。だから「遠い遠い」という言葉を使いました。

 

・青空にうかんだ白いくもが風にのって動いていく様子を擬人法を使って「競争している」様子と表現しました。

・工夫したところは、「くも」や「いっしょ」などひらがなを使って、「競争しているのはまだ幼いくもなのかな?」など、より一層作品の中に入り込んで考えることができるようにしたところです。

・今にも青空が頭に浮かんでくるというような表現にしました。

 

母の日は、いつもは言えない感謝の気持ちを伝える大事な日ということを書きました。

全体的に、、リズムよく書けたかなと思います。いつも、ありがとうと極力言うようにはしているけど、改めて、母の日という大事な日に普段の感謝を伝えようと思っていたところで、詩を作ろうと思い、作りました。

 

私は、校外学習の時の事を詩にしました。校外学習の中で、船に乗っている時、波の大きさが変わることがありました。私は、その時が心に残っています。詩の中にある「グラン」という表現は、波の大きさが変わる瞬間です。私の胸も船もグランとゆれたのが心に強く残りました。「ダンス」という言葉は、どの波も同じ動きをしていないという事から、書きました。「ユラユラ」とゆっくりの波は、ゆったりとした静かなダンス、荒い波は激しいダンスを想像しています。

 

カッターをこいでいる所の詩を書こうと思ったら、ふと、(そういえばあの時、飛行機がとおっていたなぁ)と、思い出し、飛行機のことを書いた。

工夫したところは、カッターを船にかえたこと。理由は船の方が詩に合っていると思ったから。そして、ネームペンで、濃くなぞったこと。

 

私は、雨が降り始めた中、船主さんが言う「せーの」の声に合わせてみんなで力いっぱいかいでこいだら、海にたくさん線が広がったということを詩で表しました。私が工夫したところは、雨が降り始めた頃と表現するのではなく、「てんてん模様が海に広がり始めた頃」と表現した事です。